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戸建て住宅に水道管洗浄は必要か?費用相場と業者の選び方も解説
2023年01月26日
管理組合により管理されているマンションでは、定期的に業者による水道管洗浄が行われています。
しかし戸建て住宅には、管理組合などがありません。
戸建て住宅にも、水道管洗浄は必要なのでしょうか。
この記事では水道管洗浄が必要な理由や水道管洗浄業者の選び方・費用相場について解説します。
記事を読めば、戸建て住宅の水道管洗浄を行う頻度や汚れやすい場所がわかります。
ぜひ水道管洗浄を行う際の参考にしてください。
戸建て住宅に水道管洗浄は必要?行うべき理由・洗浄箇所を解説
戸建て住宅に水道管洗浄が必要な理由は、以下の3つです。
● 水道管洗浄が必要な理由
● 水道管洗浄が必要な箇所
ここで行う解説を読み、水道管洗浄の知識を深めましょう。
水道管洗浄が必要な理由|マンションでは年に1~2回
戸建て住宅に水道管洗浄が必要な理由は、蓄積された汚れを取り除くためです。
私たちが日ごろ使用する水回りの排水口には、さまざまなものが流れていきます。
例えば、キッチンであれば食べ残しの食材、浴室であれば髪の毛などです。
それらの流出物が水道管内部に付着すると、蓄積し、やがてヘドロ化します。
雑菌が繁殖し悪臭を放ったり、水道管が詰まったりするのはヘドロが原因です。
トラブルを防ぐためにも定期的な水道管洗浄は、必要といえるでしょう。
マンションでは、年に1~2回実施されているケースがほとんどですが、戸建て住宅は、3~5年周期で洗浄を実施しましょう。
水道管洗浄が必要な箇所|キッチンや浴室など
室内で水道管洗浄が必要な箇所は、「雑排水管」と呼ばれている以下の箇所です。
● キッチン
● 浴室
● 洗濯機
● 洗面所
トイレの排水管は「汚水管」と呼ばれており、もともと汚れにくいため定期洗浄は行いません。
ここからは、水道管洗浄のタイミングについて紹介します。
水道管洗浄はどのタイミングで必要か|場所ごとに解説
ここでは、以下5箇所の水道管を洗浄するタイミングを紹介します。
● キッチン
● 浴室
● 洗濯機
● 洗面所
● 排水マス
各水道管の洗浄タイミングを知り、トラブルが起こる前に対処しましょう。
キッチン|排水の流れや臭いをチェック
キッチンの排水口トラブルの原因は、食べ残しや油などです。
排水の流れが悪くなった時や、臭いが強くなった時は、まずパイプクリーナーを試してください。
それでも流れ・臭いが改善されない場合は、詰まり除去を行うか高圧洗浄が必要です。
詰まり除去・高圧洗浄は、自分で行わず専門知識のある業者に相談しましょう。
浴室|排水の流れや音をチェック
浴室は水に溶けない髪の毛や、シャンプー・石けんが配管に付着するとヘドロとなり、排水口トラブルを引き起こしやすい箇所です。
水を流した時に、排水の流れが悪い・異音がするなどの症状がある場合、排水管が詰まりかけている可能性があります。
排水口を掃除しても症状が改善されない場合は、排水口の奥や、屋外に設置されている排水マスが汚れている場合もあります。
この場合、洗浄作業は自分で行わず、専門知識のある業者に相談しましょう。
洗濯機|洗濯機のエラー表示や排水があふれていないかチェック
洗濯機の排水口は排水に洗濯物の糸くずや洗剤が含まれるので、詰まりやすい場所です。
また排水口が、壁と洗濯機のすき間に配置してある場合が多く、掃除がしづらいのも、詰まりが起きる原因となっています。
次のような症状があったら、詰まっている可能性があります。
● 防水パン・排水口から排水があふれる
● 臭いがする
● 洗濯機にエラーが表示される
この場合無理して自分で解決しようとせず、専門知識のある業者に連絡し、点検・高圧洗浄をお願いしましょう。
洗面所|排水トラップを自分で掃除
洗面所の排水口は、髪の毛や泥汚れ、歯磨き粉などが詰まりの原因になります。
詰まりが起きた場合、排水トラップで汚れが蓄積されている可能性があります。
排水トラップは、洗面台の下に設置されている水道管のU字部分(カーブしている部分)です。
排水トラップを外して掃除できる場合は高圧洗浄は不要なので、自分で解決できます。
しかし、排水トラップが外せなかったり、水道管から水が漏れていたりなどの症状がみられる場合は専門知識のある業者に相談するのがよいでしょう。
排水マス|設置場所の確認と管理が大切
排水マスは、屋外に設置されており、屋内の排水が流れ込む場所です。
排水マスに何らかの理由で、土砂やゴミが入り込むと、さまざまな場所の排水管が詰まりやすくなります。
まわりに汚水があふれている場合、排水が詰まりかけている可能性があります。
この場合は、速やかに専門知識のある業者に連絡し、点検・洗浄をお願いしましょう。
水道管洗浄業者の選び方|費用相場・追加料金も解説
信頼できる水道管洗浄業者を選ぶ際のポイントを、ここではいくつかピックアップしました。
● 出張料金が無料
● 口コミが多い
● 費用内訳が明確
● アフターサポートがある
費用が安い業者を選んでしまうと、高額な追加料金を請求される可能性があり危険です。
ここでは水道管洗浄にかかる追加料金の相場を一覧表にまとめたので参考にしてください。
作業 | 追加料金相場 |
2階の排水管洗浄 | 5,000円前後 |
トイレの排水管洗浄 | 10,000~20,000円 |
トーラー機洗浄 | 15,000~25,000円 |
薬品洗浄 | 8,000~20,000円 |
スコープ調査 | 20,000~45,000円 |
なお、水道管洗浄の全体費用相場は9,800~35,000円です。
まとめ
戸建て住宅にも、3~5年周期で実施する水道管洗浄は必要です。
水道管洗浄業者を選ぶ際は、料金が適正でアフターサポートがある業者を選んでください。
この記事を読み、水道管洗浄を戸建て住宅で実施してはいかがでしょうか。